新型コロナウィルス感染症について(1)

新型コロナウィルス感染症の検査が保険適応になる見通しです。
咳があり心配の方は検査がより受けやすくはなるのですが、当院を含む一般診療所では検査はできません。
また以下の点より、軽度の咳などにより心配だからという理由での病院受診、検査はあまりお勧めいたしません。

1)自分がただの風邪だった場合。検査を受けに行った病院で、新型コロナウィルスに感染してしまうリスクが上がること(武漢市の感染拡大の一因ともいわれています)
2)新型コロナウィルスに感染をしているとしても軽症の場合、治療法は通常の風邪の治療と同じこと(自宅で安静)
  一部の報道でクリニックレベルで診断できれば早期治療ができると話す医師もいたようですが、インフルエンザと異なり、コロナウィルスに特化した早期治療はありません。
3)病院にいらっしゃるご高齢者、透析等の持病をお持ちの方(重症化しやすいといわれている方たち)に感染させるリスクがあること
4)検査自体の正確性の問題
  検査をすれば周りの人に感染させないようにできるのですべての方に検査をすべきだという意見もありますが、検査で陰性だったからといって、コロナウィルスに感染していないとは限りません。検査自体の正確性が低いため、数回やってやっと陽性だったケースもあります。

以上より軽症者は自宅安静のほうが、病院受診より良いという理論になります。
保険適応になることより、重症者には確実に検査ができる体制にはなると思います。ご理解をお願いいたします。