新型コロナワクチン(mRNAワクチン)について(2)

(3)アレルギー反応について
一部のメディア報道にてアレルギー反応にかかわる煽り記事を目にし、それでまた不安に思われる方もいらっしゃると思います。そもそもどんな薬でもある一定の割合の方にアレルギー反応が起こります。薬を飲んでぶつぶつが出た(薬疹)というのはそのアレルギー反応の最たるもので、それをゼロにすることは不可能と考えられます。現時点の情報ですが、とりたててアレルギー反応の出る確率はそれほど高くないと考えます。ことさらアレルギー反応の恐怖を煽る記事は何を意図してるのか私にはわかりかねます。

(4)色々聞いても新しい薬はやはり怖い
それについてはおっしゃる通りです。私も少し怖い気はします。なにぶん急いで作った新しい薬ですので、何かあるかもしれないとは考えてしまいます。結局はリスクとベネフィット(ワクチンの危険性、ワクチンから得られる利益)を天秤にかけ接種を受けるか受けないか決めるしかありません。海外でのワクチン接種などの情報を参考に判断していくしかないと思います。現時点でのワクチンから得られる利益の情報は、イスラエルでワクチンを接種した方がコロナ陽性率が非常に低かった(0.01%)という事でしょうか、投与初期のデータですがこれは圧倒的な効果です。ワクチンの危険性はたまに報道される、ワクチン接種後なくなった方がいるという報道です。因みに子供のワクチン接種に関してですが、子供は重症化がほとんど起こっていない現状を考えると、ワクチンはリスクのみになるので接種は必要ないと思っています。

(5)ワクチンを接種しても今までと同じように予防は続けましょう。
私たち医療従事者は先行して接種を受けさせていただく予定です。先行して受ける理由は、(1)診療で感染のリスクが比較的高いと考えられること、(2)市民の皆様のワクチン接種にかかわるためと考えております。
自分自身はワクチンをもちろん受ける予定です。
ワクチン接種をするかしないかの判断は個々人に任されており、もちろん接種しないという判断もよいと考えますが、現時点での私の考え方(今後の情報で変わるかもしれませんが)は接種は、受けるべきと考えています。ただし、接種をしたら流行前のように何をしてもよいかという事ではありません。日本中の感染状況が沈静化するまで、集団免疫がつくまでは今までと同じような予防は必要です。その部分は忘れずにお願いいたします。

以上拙い文ですみません。質問があれば診療の時に、尋ねていただいて構いません。私の知っていることはお話しさせていただきます。