当院のインフルエンザワクチン予防接種回数についての考え方

昨年も同様の事をお話しさせていただきましたが、インフルエンザワクチン自体全国民にいきわたる量を確保されていないため、ワクチン接種希望者が大幅に増加した場合ワクチン不足が起こる可能性が危惧されます。ただし本年度のインフルザワクチン量は、昨年同様比較的余裕があるといわれております。

当院では例年通りワクチンがなるべく皆様にいきわたるように努めるべく、諸外国に合わせた方法で接種させていただきます。ご協力をお願いいたします。
インフルエンザワクチン予防接種の子供に対する回数は諸外国に比べ日本では多く設定されております。
WHO・米国CDCの推奨回数は6か月~9歳未満:1~2回、9歳以上:すべて1回
(日本では13歳未満は2回接種、年齢に応じ1回に投与する量が異なる)
となっております。当院ではそのことを参照し、9歳以上の方は1回接種のみをお願いしております。ご了承お願いいたします。インフルエンザワクチンの意義はもともとインフルエンザの重症化の予防です。インフルエンザに万が一かかっても複数内服、吸入治療薬も存在します。
本年もインフルエンザワクチン接種が多くの方にいきわたるようご協力をお願いいたします。